外貌醜状と傷害特級

17年06月05日

外貌醜状で認定される後遺障害等級は3種類あります。これらはいずれも、原則として人目につく程度の醜状が残った際に認定されるものです。7級12号の認定要件は外貌に著しい醜状を残すものと定義されています。具体的には頭部に残った手のひら大以上の瘢痕または頭蓋骨の手のひら大以上の欠損、顔面部に残った鶏卵第以上の瘢痕または10円硬貨第以上の組織陥没、顎部に残った手のひら大以上の瘢痕となります。9級16号の認定要件は外貌に相当程度の醜状を残すものです。具体的には、顔面部に残った長さ5センチメートル以上の線状痕です。12級14号の認定要件は外貌に醜状を残すものとされています。具体的には、頭部に残った鶏卵以上の瘢痕または長さ3センチメートル以上の線状痕、顎部に残った鶏卵以上の瘢痕です。

また、2011年以前には、男女で違う基準が設けられていたのですが、2011年に等級認定表の改正が行われ性別による基準の違いは無くなり、今では男女での差はありません。等級の該当可能性の判断は医師による傷痕の部位、大きさを正確に測定した資料等を用意し、弁護士に相談することで正確な案内を受けることが可能となります。ご自身で判断するのは難しい部分も多いので、外貌醜状の認定について不安な点がある場合、まずは信頼できる弁護士に相談するのが良いでしょう。

こちらの交通事故被害者救済サイトで後遺障害の説明があります。法律事務所のサイトなのですが、外貌醜状だけでなくその他の後遺障害についても説明しているので、参考にしてみてください。

外貌醜状とは

17年06月01日

外貌醜状とはその字の通り、外貌の醜状のことです。外貌とは東武、顔面部、顎部などの日常的に露出する部分のうち、上肢、下肢意外の部分についてを指す言葉です。手足以外の人目に触れる部位のことだと考えて頂ければわかりやすいでしょう。醜状とは、人目につく程度以上の瘢痕、線状痕などの傷痕のことです。ですので外貌醜状というのは交通事故などの人身事故により、手足以外の人目に触れる部位に、人目につく程度以上の傷痕が残ってしまった状態のことを指します。外貌醜状と呼ばれるような状態になってしまった場合、その傷痕だけでは無く、精神的なショックも大きいことが多いです。場合によってはそれが普段の仕事に影響が出てしまうといったケースもあります。そのような理由で、ひと目に触れる部位に、人目につく以上の傷痕が残ってしまった精神的なダメージや、将来の仕事に対する影響を後遺症慰謝料や、逸失利益といった形で損害賠償請求する権利が被害者に発生します。

外貌醜状において逸失利益が認められた判例や慰謝料に組み入れられて斟酌するとされた判例は多く存在します。醜状の部位や程度、被害者の年齢、性別などの要素を総合的に判断して逸失利益が認められるかという部分は決定されます。